
今回は、Premiere Proの動画編集プロジェクトの作成方法などを
ご紹介します!
プロジェクトの作成
過去に作成したプロジェクトの開き方および、新規プロジェクトの作成方法について、ご紹介します。
過去に作成したプロジェクトの開き方
Premiere Pro立ち上げ後は、以下の画面が表示されます。
過去のプロジェクトの開き方は、「プロジェクトを開く」をクリックし、プロジェクトを選択すればOKです。
「最近使用したもの」には、直近で作業をしていたファイルが表示されます。編集の続きなどをしたい場合は、そちらから開くこともできます。


また、ファイルを直接ダブルクリックすることによって、開くことも可能です。





プロジェクトを開く際の注意点として、以前作成したファイルを消去した場合、当然ですがファイルを開く事はできませんので、
ファイル管理には、お気をつけください!
新規プロジェクトの作成
新規でプロジェクトを作成する場合は、「新規プロジェクト」をクリックします。


名前と保存場所は、任意で設定します。





次に、各種設定についてご紹介します!
一般
レンダラーとは、編集中のプレビューなどを行う処理を指します。
レンダラーは、「GPU高速処理」が表示されている場合は、それを選択することをオススメします。
理由としては、GPUによる処理の場合、パソコン動作の負担軽減効果があるためです。
また、ビデオ・オーディオ・キャプチャについてはデフォルトのままでOKです。


スクラッチディスク
スクラッチディスクの設定については、基本的にすべてデフォルトままでOKです。


ここで、スクラッチディスクの設定項目の一つである、プロジェクトの自動保存について、少し説明します。
デフォルト設定の場合、プロジェクトの保存先に「Adobe Premiere Pro Auto-Save」というフォルダが作成されます。
このフォルダを開くと、プロジェクトがいくつか保存されています。


↓


これらのファイルは、ソフト自身の自動保存により作成されたもので、突如ソフトが落ちたり、フリーズしてしまったときのバックアップとして使用できます。
また、前の編集内容に戻したいときなどにも、使用できます。(自動保存間隔の変更も可能)
インジェスト設定
インジェスト設定については、基本的にはチェックは入れなくてOKです。


チェックを入れた場合、素材の元データのバックアップが自動的に行われます。(上記の、プロジェクトの自動保存と同じ感じです)
ただ、パソコンに対する負荷や容量圧迫がめちゃくちゃ大きくなるので、常に元データのバックアップを取りたい等以外の場合は、チェックは入れなくてOKです。


すべてのインスタンスのプロジェクト項目名およびラベルカラーを表示
画面の一番下にある、こちらの項目のチェックについては、どちらでもOKです。
チェックを入れた場合、素材のラベルカラーの変更が可能になります。





上記の設定が完了し「OK」を押せば、プロジェクト作成完了です!
次は、シーケンスの作成方法や、ラベルカラーの変更方法などについて
少しご紹介します!
プロジェクト作成後のメイン画面
シーケンスの作成
シーケンスの作成方法はいくつかありますが、素材をタイムラインにドラッグ&ドロップすると、素材の形式に合った設定のシーケンスが、自動的に作成されます。


ラベルカラーの変更
プロジェクト作成時に、「すべてのインスタンスのプロジェクト項目名およびラベルカラーを表示」にチェックを入れた場合、以下のようにラベルカラーの変更が可能になります。


変更方法は、素材の上で右クリックし、「ラベル」→任意のカラー(ここではイエロー)を選択すればOKです。


↓


シーケンスの予備知識
一つのプロジェクトにシーケンスは複数作成でき、シーケンス間の素材のコピーも可能です。
コピーのやり方としては、新規シーケンスを作成した上で(今回の名前は「シーケンス01」)、素材をコピー先のシーケンスへドラッグします。


↓
すると、このような表示になります。


そして、コピー先のシーケンスにおいて、設置したい場所までドラッグ&ドロップすればOKです。


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今回の内容は、これにて終了です!
いかがだったでしょうか?
次回は、シーケンスの作成方法などについてご紹介します!