
ついに始まる、あなたの動画編集ライフ!
ご自身のペースでOKですので、一緒に動画を作っていきましょう!
※本記事は、Premiere Proのインストールが完了していることを前提とした内容になります。
※今回作成した動画については、YouTubeへのアップロードと実績としての公開はNGでお願いします。
この記事を読むメリット
- 完全初心者さん → 知識ゼロ状態であっても、動画を作成する手順がわかる
- 初心者さん → 復習として、知りたいところだけを効率良く再確認できる
動画編集の流れ
動画編集のざっくりとした流れは、以下のようになります。
- 下準備
- カット
- テロップ・表作成
- BGM・効果音付け
- 書き出し



本記事の内容に沿って進めていただくと、最後には動画が1本仕上がっているでしょう!
まずは、下準備から行きましょう!
下準備
新規プロジェクトの作成・ワークスペースの設定
Premiere Proを立ち上げると、以下のような画面が開きます。
この画面内の「新規プロジェクト」をクリックします。


すると、以下のような画面が表示されるので、「名前」と「場所」を任意で設定し、「OK」をクリックします。
※その他の設定項目については、また別記事で紹介します。


新規プロジェクトを作成後、以下の画面が表示されます。
この画面は「ワークスペース」と呼ばれ、実際の動画編集(カットやテロップ入れ等)は、この画面で行います。


ワークスペースは、用途によってモードを切り替えることができます。
今回は、「編集」モードを使用します。(画面上部にある「編集」を選択してもらえればOKです)


「編集」モードでは、4つの領域(ソースパネル、プログラムモニター、プロジェクトパネル、タイムラインパネル)が表示されます。


※「編集」と選択しても、上記の画面とならない場合は、「編集」を右クリック→「保存したレイアウトにリセット」を選択してもらえればOKです





次は、素材読み込んでいきます!
素材は無料配布しておりますので、本動画の概要欄からダウンロードしてください!
素材の読み込み方法
読み込ませたいデータ(今回の場合は動画データ)を、プロジェクトパネルへドラッグ&ドロップします。


読み込み後、プロジェクトパネルは以下のような表示になります。





次はシーケンスと呼ばれる、動画編集の土台を作成しましょう!
シーケンス作成
シーケンスの作成方法は、まずは「ファイル」→「新規」→「シーケンス」の順に選択します。


すると、以下の画面が表示されます。
ズラーッと、いろいろなと表示されているこれらは、シーケンスプリセットと呼ばれるものです。


色々なプリセットがありますが、今回は「ARRI 1080p 29.97」を使用します。
「ARRI」→「1080p」→「ARRI 1080p 29.97」の順に選択し、シーケンス名を任意に設定した上で「OK」を押せば、シーケンスの作成完了です。


シーケンスの作成が完了すると、タイムラインパネルの表示が以下のようになります。





いい感じですね!
次は、作成したシーケンスへの素材の読み込み方法や、
タイムラインパネルの構成などについて説明します!
すこし長くなりますが、下準備の最後なので、もうひと踏ん張りです!
タイムラインについて
まずは、作成したシーケンスへ素材を読み込ませましょう。
読み込み方法は、プロジェクトパネルにある素材を、タイムラインパネルへとドラッグ&ドロップすればOKです。


タイムラインパネルへの読み込みが完了すると、人によってはプログラムモニターが真っ暗な場合もあると思います。
これは、再生バーと素材が重なっていないためです。


この場合は、素材を移動させればOKです。
移動方法は、「選択ツール」が選択されている状態で素材をクリックし、素材の先頭が再生バーと重なるようにドラッグ&ドロップします。


すると、プログラムモニターに映像が表示されるようになります。
また、再生バー自体も同様に移動させることが可能です。
再生バーをクリックした状態で、左右にドラッグ&ドロップすることで移動できます。





ここで一旦、タイムラインの構成の一部について簡単に説明します!
V1、V2やA1、A2とかって、何のこと?
まず、VとAの意味ですが、
V:映像や画像、テロップなどの視覚的素材を置く場所
A:音楽や効果音、声などの聴覚的素材を置く場所
そして、V1やV2というのは、レイヤーを意味します。数の大きいレイヤーに素材を置けば置くほど、プログラムモニターでは前面に表示されます。(A1やA2についても同じ仕組みです)


レイヤーについては、言葉だけではイメージしづらいと思います。
この後操作していく中で、少しずつ理解していく感じでOKです。
操作する前に、タイムラインを使用する上での注意点(4つのマークの設定)について説明します。
今回は、各マークは以下のように設定してください。


各マークの機能は以下になります。
・スナップイン :素材を置いたり、カットしたりする際に位置の自動調整をする機能
・トラック出力の切り替え :レイヤー(に置かれ視覚的素材)を、プログラムモニターに表示する機能
・トラックをミュート :レイヤー(に置かれ聴覚的素材)の音を、OFFにする機能
・ソロトラック :レイヤー(に置かれ聴覚的素材)の音だけを、ONにする機能



これにて、下準備は完了です!
次は、カット作業にいきましょう!
カット
まずは一般的なカット方法について説明し、その後に効率的なカット方法を説明します。
一般的なカット方法
タイムラインパネル内の左側にある「レーザーツール」を選択してください。


レーザーツールを選択できたら、動画素材の任意の箇所でクリックします。
すると、素材に対して線が入ります。
この線を「編集点」と呼び、線を入れる行為を「編集点を追加」と呼びます。


素材にもう一箇所、編集点を追加して、次は「選択ツール」を選択します。


そして、2つの編集点の間の部分(=不要な部分)をクリックで選択し、キーボードのDeleteボタンを押します。


間の素材が消えました(=カットされた)。


ただ、このままだと間がポッカリと空いたままなので、素材の間を詰めないといけません。
素材の間を詰める方法は3つあります。
方法①:素材を直接ドラッグ&ドロップで移動させる
方法②:空いた空間をクリックで選択し、キーボードのDeleteボタンを押す
方法③:不要な部分を消す際に、右クリック→「リップル削除」を行う
方法①:素材を直接ドラッグ&ドロップで移動させる


方法②:空いた空間をクリックで選択し、キーボードのDeleteボタンを押す


方法③:不要な部分を消す際に、右クリック→「リップル削除」を行う





このようにしてカットするのが一般的ですが、その他のやり方も紹介しますね!
選択ツールでカット
編集点を1つ追加したあと、「選択ツール」を選択します。
そのうえで編集点あたりにマウスカーソルを移動させると、以下のように赤い矢印が出ます。


この状態でドラッグ&ドロップすると、カットができます。


↓


また、カットした部分を復活させることができます。
やり方は、同様に赤矢印が出た状態で、前方にドラッグ&ドロップすればOKです。


↓





以上が、「レーザーツール」と「選択ツール」を使ったカット方法になります!
ちょっとここで小休止を兼ねて、動画編集時に超絶使用する
「ズームイン・ズームアウト」機能を紹介します!
その後に、キーボードショートカットを使った、爆速カット方法を説明しますね!
ズームイン・ズームアウト
ズームイン・ズームアウトとは、タイムラインの時間軸表示を拡大・縮小する機能になります。
やり方は色々ありますが、ここでは2つ紹介します。
方法①:タイムラインの下側にある、スクロールバーの右端の○マークを左右にドラッグ&ドロップする
方法②:マウスホイールをくるくる回す
方法①:タイムラインの下側にある、スクロールバーの右端の○マークを左右にドラッグ&ドロップする
・左:拡大 (一部にフォーカスされる)
・右:縮小 (全体が見れるようになる)


方法②:マウスホイールをくるくる回す
もう一つのやり方は、Windowsでは「Alt」キー(Macでは「Option」キー)を押しながら、マウスホイールをくるくる(ノートPCの場合は、ピンチイン・アウト)する方法です。





カットやズームインの方法を色々と紹介しましたが、
どれもマウスをカチカチしなければならず、正直かなりメンドイですよね。。。
そこで、 キーボードショートカットを使用した、効率的なやり方を紹介します!
キーボードショートカット設定
前述したカット方法の中に、編集点を追加→リップル削除というものがありましたが、これを一つのキーを押せば動作するように設定します。
その他、カット作業で多用するキーボードショートカットもいくつか一緒に設定していきます。
一度設定するだけで、その後のカット作業が爆速化するので、ぜひやりましょう。
設定方法は、「編集」→「キーボードショートカット」の順に選択し、キーボードショートカットの設定画面を開きます。


↓





設定画面が開けましたら、ショートカットキーを設定していきましょう!
※以下の設定はあくまで、僕のオリジナルになりますのでその点だけご注意ください
・Zに「編集点をすべてのトラックに追加」というコマンドを設定する


↓


同様にQ、W、A、S、1に、それぞれ以下のようにコマンドを設定しましょう。
・Q:「前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング」
・W:「次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング」
・S:「ズームイン」
・A:「ズームアウト」
・1:「再生 / 停止」





これで設定完了です!
では、設定したキーボードショートカットを使って、
効率よくカットしていきましょう!
ジェットカット
ジェットカットとは、不要な部分(例. トーク動画での「えー」や「あー」、無言のシーンといった不要な「間」)を、残らず削除していく動画編集技法のことです。
今回配布している動画もトーク動画になりますので、キーボードショートカットを駆使しつつ、ジェットカットしていきましょう!


キーボードショートカットの「Z」と「Q」を使ってカットします。


↓





このように、キーボードショートカットを使うと、
スピーディーにカットできます!
よくやるやり方としては、動画を「1」で再生 / 停止しつつ、「S」と「A」でズームイン・ズームアウトしながら不要部分を探すという方法です。
不要部分を前もって把握しておいて、「Z」、「Q」、「W」を使ってカットしていく感じです。
カットは慣れが必要なので、まずは数をこなしましょう。







カット作業、お疲れさまでした!
次は、テロップ作成方法について紹介します!
テロップ作成
テロップの作成方法は大きく2つ(エッセンシャルグラフィックス、レガシータイトル)あります。
今回は、エッセンシャルグラフィックスでの作成方法を紹介します。
文字の入力
まず、タイムラインパネルの「T」マークを選択し、プログラムモニターの任意の場所でクリックします。
このとき、タイムライン内に「グラフィック」と書かれた素材(=クリップ)が生成されます。


次に、文字を入力します(今回は、「こんにちは かふたろうです」としました)。





文字の入力はできましたが、なんか見づらいですよね。。。
見やすくなるように、この文字のフォントを変えたり、
文字の縁に色を付けてみたりしてみましょう!
エッセンシャルグラフィックスパネルを表示する
以下の順に、操作してみてください。


↓


これで、エッセンシャルグラフィックスパネルが表示されました。


フォントの変更
フォントを変更するにあたって、エッセンシャルグラフィックスパネルの「編集」を選択します。


すると、以下のような画面が表示されます。
ここで、対象となる文字を選択した上で、今回はフォントを「Noto Sans CJK JP」に、太さを「Black」に設定します。


↓





さっきよりも、見やすくなりましたね!
次は、テロップの位置を固定してみましょう!
テロップの位置固定
位置を固定するための下準備として、プログラムモニターに「セーフマージン」と呼ばれるガイド線を表示します。
表示方法は、まず、プログラムモニターの右下の「+」マークをクリックします。


「セーフマージン」マークを画面下側にドラッグ&ドロップし、「OK」を押します。


「セーフマージン」マークをクリックすれば、プログラムモニターにセーフマージンが表示されます。





それでは、実際に位置を固定していきましょう!
文字を選択し、「テキストを中央揃え」マークをクリックします。


↓


次に、「選択ツール」を選択し、文字をドラッグ&ドロップすると任意の位置へ移動できます。


また、よく行う操作として、画面の中央(水平方向)に移動させたい場合があります。
やり方は、エッセンシャルグラフィックスパネル内の「水平方向中央」マークをクリックすればOKです。


↓


※垂直方向の中央に移動させたい場合は、「水平方向中央」マークの左にある「垂直方向水平」マークをクリックすればOKです。
その他、よく使う移動方法として、テロップの位置を数値で設定する方法です(この方法は、位置を微調整する際などに重宝します)。
言葉だけでは分かりづらいと思うので、以下の画像で説明します。





これで、テロップの位置固定が完了しました!...が、
全て白色で見づらいですよね。
そこで次は、文字の色を変えたり、文字に縁を付ける方法を紹介します!
テキストに色や縁をつける
まずは、文字の色を変更していきます。
対象となる文字を選択し、「塗り」マークの白い四角(現在の色を表しています)をクリックします。


すると、「カラーピッカー」という画面が出てくるので、任意の色(ここでは黄色)を選択し、「OK」をクリックします。


これで文字の色が、黄色に変更できました。


次に、文字に縁をつけていきます。
まずは、「ストローク」マークに☑を入れ、右側の数値を変更します。


「ストローク」マークの白い四角(現在の色を表しています)をクリックし、任意の色(ここでは黒色)を選択して「OK」をクリックします。


これで、文字に黒色の縁をつけることができました。


文字の色がすべて黄色だとメリハリがないので、「こんにちは」と「です」の部分を白色に変更してみましょう。





一気にYouTuberっぽくなりましたね!
ここからさらに、テロップに背景を加える方法を紹介します!
休み休みいきましょう!
文字に背景をつける
背景のつけ方ですが、「背景」マークに☑をいれ、文字の色を変更した際と同様の操作で、白色に変更します。


↓


背景をつけることができましたが、色が薄くて小さいので、濃く・大きく変更しましょう。


これで、濃くて大きな背景にできましたね。
ここで、この背景でより見やすいテロップにするため、文字の色を「かふたろう」→ピンク色に、それ以外→黒色に変更し、
ストロークの☑を外しましょう。





バッチリ、いい感じになりましたね!
次に、作成したテロップの表示タイミング・表示時間を、
動画の音声と合わせてみましょう!
作成したテロップの設置
音声の開始場所に合わせて、クリップの開始位置をずらします。
ずらし方は、クリップの左端にマウスカーソルを当てると赤矢印が表示されるので、ドラッグ&ドロップで調整します。


↓


クリップの終了位置のずらし方は、同様にクリップの右側にマウスカーソルを当ててドラッグ&ドロップで、音声の終了場所に合わせればOKです。





これで、音声に合わせたテロップ表示ができました!
ただ、すべての音声のテロップ(いわゆるフルテロップ)を作成するのはかなりしんどいですよね…
なので最初は、要所要所のテロップを作成し、慣れていきましょう!
とはいえ、すべてにテロップをつける方法を少し紹介します!
すべてにテロップをつける場合
先程作成した「こんにちは かふたろうです」というクリップの終端を動画の最後まで伸ばします。


次に、「レーザーツール」を使ってクリップをカットすると、どんどん複製されていきます。


そして、各クリップに音声内容を入力することをひたすら繰り返せば、フルテロップの完成です。





フルテロップ作成は、動画編集の中でもかなり根気がいる作業なので、
皆さんの ペースで取り組んでみてください!
最後に、テロップ作成における、その他のパラメータも少し紹介しますね!
その他のパラメータ調整
文字サイズを変更する
以下のように、文字サイズの数値を変更すれば大きくしたり、小さくしたりできます。


テロップの一部だけ、サイズを変更することも可能です。


文字を斜体にする





その他にも、エッセンシャルグラフィックスには色々な機能があるので、
いろいろ試して、お好みのテロップを作ってみてくださいね!
テロップ作成は、このあたりで終了です!お疲れさまでした!
一休みした後は、表作成に進みましょう!
表作成
続いて表作成ですが、テロップと同様にエッセンシャルグラフィックスを使って作成します。
作成の流れは、「表のベースとなる長方形を作成 → 表の上にテキストを入れる」という感じです。
では、長方形から作っていきましょう。
長方形を作成する
まずは、「ペンツール」を長押しして、「長方形ツール」を選択します。


プログラムモニターの任意の位置でクリックし、ドラッグ&ドロップすると長方形が作成できます。


長方形のサイズの変更方法は、「選択ツール」を選択し、長方形の辺の上にある青丸をクリックしてドラッグ&ドロップすればOKです。


長方形の色を変更する方法は、テロップの時と同様です。





次に、表の上にテキストを入れましょう!
表の上にテキストを入れる
エッセンシャルグラフィックスパネル内の「新規レイヤー」→「横書きテキスト」の順に選択すると、
プログラムモニターにテキストが表示されます。


テロップ入力と同じように任意の文字を入力し、文字サイズ変更や位置変更などをしてみてください。
以下では、自己紹介風にアレンジしてみました。





続けて、表作成を応用してサブタイトルを作ります!
サブタイトル作成
応用と言いつつも、長方形を2つ、テキストを1つ作れば完成です。





表はこんな感じで作成していきます!
ちょっとここで、少し高度なテクニックである「キーフレーム」を用いて、先ほど作成したサブタイトルに動きをつけましょう!
とりあえず今は理解できなくてOKなので、
以下の画像に従って真似してみてください!
キーフレーム
今回は、サブタイトルが画面上部から降ってくるような、動きをつけます。
やり方は、以下の画像の順に操作してみてください。


↓


↓


↓


↓


↓


↓


これで、タイムラインパネルのを選択し再生させると、サブタイトルが画面上部から降ってくる動きが確認できると思います。
動きが早くて見づらい場合は、キーフレームの間隔を大きくしてみてください。
(逆に遅くて見づらい場合は、キーフレームの間隔を小さくしてみてください)





キーフレームは慣れないうちは、難しく感じると思います。
ですが、設定次第ではおしゃれな動きをつけれますので、余力があれば追求してみるのもアリです!
次は、サブタイトルをふわ~っと消す方法として、「エフェクト」について紹介します!
簡単にできるので、サクッといきましょう!
エフェクト
サブタイトルのクリップにエフェクトをかけていきましょう。
エフェクトの種類は、とてもたくさんあるのですが、今回は「クロスディゾルブ」と呼ばれるものを適用します。
「エフェクト」パネルを選択し→「ビデオトランジション」→「ディゾルブ」→「クロスディゾルブ」の順に選択します。


そして、クリップのお尻にドラッグ&ドロップすると、エフェクトの適用完了です。


↓





案外簡単でしたよね!
ただ、エフェクトも追求するときりがないので、時間があるときに色々と試してみてください!
そろそろ終盤に差し掛かってきました!
ここで、色の補正方法について紹介します!
色の変化は見ていて楽しいので、頑張っていきましょう!
カラー調整
まずは、カラー調整の土台となる「調整レイヤー」を作成します。
プロジェクトパネルを選択して、「ファイル」→「新規」→「調整レイヤー」の順に選択し、「OK」をクリックすると調整レイヤーが生成されます。


↓


↓


↓


次に、調整レイヤーをタイムラインにドラッグ&ドロップで、V2レイヤーに追加します。
(もともとV2レイヤーにあったクリップはすべて、V3レイヤーに移動してください)


そして、調整レイヤーのクリップを動画の最後まで伸ばした後に、ワークスペースの「カラー」を選択すると、色調補正用の操作パネルが表示されます。


今回は、その中の基本補正の各項目とその効果について、まとめて説明します。





色調補正は、特に奥が深い分野です。
色味をコントロールできるようになると、表現の幅や深みが一段と増しますので、ぜひチャレンジしてください!
次は、編集本体の作業では最後となる、BGMとSE(効果音)の追加方法を紹介します!
BGM・SEの追加方法
※BGMとSEは、YouTubeで使用可能かつ商用利用可能なものをダウンロードしましょう(ここでは、ダウンロードが完了している前提で説明します)。
まず、プロジェクトパネルに、BGMとSEをドラッグ&ドロップで追加します。


BGMをタイムラインにドラッグ&ドロップで追加し、余分なところをカットします。


↓


次にSEをタイムラインにドラッグ&ドロップで追加します。


ただ、このままではSEの音量が大きいので、少し下げます。


ここで音量調整の補足テクニックとして、2つ紹介します。
・音源へのキーフレームの追加・高さの調整
・オーディオトラックミキサー
音源へのキーフレームの追加・高さの調整
メインの音声(声など)の大きさに合わせて、より細かな音量調整をしたい場合などで使用します。
やり方としては、まず音声クリップ内の線上で、
[Win] : ctrl + クリック
[Mac] : command + クリック
とすると、線上にキーフレームが追加されます。
そして、ドラッグ&ドロップによりキーフレームの高さを変更でき、細やかな音量調整が可能になります。


オーディオトラックミキサー
オーディオトラックミキサーは、個別で各トラックごとに音量調整ができる機能になります。
使い方としては、ワークスペースの「オーディオ」を選択し、各トラックの調整ゲージを任意に設定すればOKです。





これにて、編集本体の作業は完了です。
編集した動画の一部を書き出して、今回は締めくくりましょう!
書き出し
まず、今回書き出す部分を決め、タイムライン内の時間表示部分あたりを右クリックし、「アウトをマーク」を選択します。


↓


↓


次に、「ファイル」→「書き出し」→「メディア」の順に選択します。


書き出し設定を以下のように行い、「書き出し」をクリックすれば完了です。





これにて、今回の内容はすべて完了です!
お疲れさまでした!
一度ですべてを理解する必要はないので、
これから実際に動画編集をやりつつ、わからないところがあったらその都度再確認する感じでOKです!
それでは、よい動画編集ライフを!!